【AFP=時事】(更新)イスラム組織ハマスは9日、今週エジプトでイスラエルと間接交渉を行い、パレスチナ自治区ガザ地区での紛争終結を定めた合意に達したと発表した。 ハマスは「ガザ紛争の終結、占領軍(イスラエル軍)の撤退、人道支援の受け入れ、そして捕虜の交換を定めた合意に達した」と述べた。 また、ドナルド・トランプ米大統領に対し、イスラエルに合意の完全な履行を強制し、「合意事項の履行を回避したり、先延ばしにしたりすることを許さない」よう求めた。 ハマス関係者は9日、ガザ紛争終結に向けた合意の第一段階として、人質20人をイスラエル拘束下のパレスチナ人1950人と交換するとAFPに明らかにした。 同関係者によると、交換は9日に調印される予定の合意発効後72時間以内に行われるという。 人質20人は、2023年10月7日の紛争開始以降イスラエルに逮捕されたパレスチナ人1950人の釈放と引き換えに解放される。うち250人は裁判で終身刑を言い渡されている。【翻訳編集】 AFPBB News