お供え物“窃盗”の一部始終

news every.の「ミダシ」が気になるニュース。「お供え物“窃盗”の一部始終」のニュースについてお伝えします。 ◇ ◇ ◇ これは、納骨堂に設置された防犯カメラの画像。女が何かに手を伸ばしています。 「女は一目散に納骨堂に入り、こちらにあるお供え物を盗んだ疑いがもたれてます」 女が盗んだのは、“お供え物”。 窃盗などの疑いで逮捕されたのは、無職の森真由美容疑者、64歳。今年8月、北海道・札幌市の寺に侵入し、お供え物を盗んだ疑いが持たれています。 禅聖寺 斉藤秀光住職 「お供え物に手をのばして持っていたカバンにお供え物を 入れて、そのまま手を合わせることなく立ち去った」 住職が森容疑者に声をかけると、カバンから出てきたのはバームクーヘン2個とドリップコーヒーなど。 森容疑者「おなかが空いていたので盗んでしまいました」 涙ぐみながら反省した様子だったといいますが、身元を確認しようとすると、「コンビニに免許証を忘れてきた」と抵抗。隙を見て車で逃走したのです。 禅聖寺 斉藤秀光住職 「仏さまの教えに因果応報という言葉があります。いい行いをすればいい報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがあるというお示し。逃げた女性にはしっかりと罪を償っていただき、良い行いを重ねて頂くように願っております」 警察の調べに対し森容疑者は、「食べ物が欲しくてお供え物を盗んだ」と容疑を認めています。 また、北海道内の別の寺の防犯カメラにも森容疑者とみられる人物がお供え物や賽銭を盗む様子が確認されていて、警察が詳しく調べています。

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