詐欺被害防止へ 秋田犬2頭が一日警察署長に ある“人物”も駆けつけ呼びかけ 今年の県内の詐欺被害額は7億円余 秋田・鹿角市

全国地域安全運動が11日から始まるのにあわせ、相次ぐ詐欺被害の防止などを呼びかける街頭キャンペーンが鹿角市で行われました。 一日警察署長に任命された2頭の秋田犬のほか、ある“人物”も駆けつけています。 安全で安心して暮らせるまちを目指す全国地域安全運動。 警察や住民が連携し、地域ぐるみで犯罪被害などの防止に取り組みます。 11日から始まる運動期間にあわせ、鹿角警察署では、秋田犬の「梅子」と「白岳」の2頭が一日警察署長に任命されました。 愛くるしい一日警察署長とともに、10日はある人物も駆け付けました。 今年7月に登場した鹿角警察署のオリジナルキャラクター、「特殊詐欺撲滅侍」です。 高齢者にも感心を持ってもらたいと時代劇をヒントにしました。 動画共有サイト YouTubeや地域のイベントで、詐欺の被害などに遭わないためのポイントを呼びかけています。 10日は「梅子」と「白岳」とともにショッピングセンターを訪れ、巧妙化する手口への注意を呼びかけました。 特殊詐欺撲滅侍 「特殊詐欺気を付けてください。国際ロマンス詐欺とか投資型詐欺とかありますので十分気をつけてください」 県内では、連日のように詐欺被害が確認されていて、今年の被害額は、わかっているだけで、7億円あまりに上っています。 鹿角警察署 生活安全課 湊裕毅課長 「警察官がSNSや電話・メールで逮捕状のようなものを示したり、お金を請求するとこういったことは絶対にありませんので、もしこういったものを電話とかメールが来た場合はすぐに警察に相談していただきたいと思います」 11日から今月20日まで行われる全国地域安全運動。 子どもや女性の犯罪被害防止などにも力を入れることにしています。 特殊詐欺撲滅侍 「ニセ警察官がとても多くなっています!みなさん、気をつけて!」

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