内見を装い玄関の暗証番号を盗み見、その後侵入、金品盗む…韓国・男を逮捕

【10月10日 KOREA WAVE】不動産の内見を装って住宅の玄関暗証番号を盗み見た後、再び戻って侵入し、金品を盗んだ男が韓国警察に逮捕された。 事件は2025年6月、ソウル市内のある住宅で発生した。男は不動産仲介業者に同行して物件を訪問。当時、住人は不在で、仲介業者は事前に住人から伝えられていた玄関の暗証番号を入力して入室した。 男は内見を装って室内を見学したが、実際には仲介業者が入力する暗証番号を背後から盗み見ていた。約20分後、男は単独で再び住宅を訪れ、同じ暗証番号を使って玄関のドアを開け、侵入した。 室内に侵入した男は、現金や貴金属、クレジットカードなど、総額約385万ウォン(約43万円)相当の金品を盗んで逃走した。 被害者が帰宅後、室内が荒らされ、物品がなくなっていることに気づき、直ちに警察に通報。捜査に着手した警察は、防犯カメラの映像などから容疑者の身元を特定。携帯電話の位置情報を追跡し、付近地域を捜索した結果、チムジルバン(韓国式サウナ施設)に潜伏していた男を発見し、現行犯で逮捕・拘束した。 この事件が警察庁の公式YouTubeチャンネル「大韓民国警察庁」に投稿されたことで、世間の注目を集めた。動画には「家を見に来たふりをして他人の暗証番号を盗み見た男!なぜ?」というタイトルが付けられている。 視聴者からは「怖すぎる。仲介業者も注意すべきだ」「今の時代に完全犯罪が成立すると思っているのが驚き」「防犯カメラが多く、映像捜査が進んでいる国で、なぜこんな無謀なことをするのか」といった声が上がっている。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News

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