沢口靖子“奈美”、一ノ瀬颯“南方”と共に法の網をすり抜ける悪徳ビジネスに挑む<絶対零度~情報犯罪緊急捜査~>

沢口靖子主演のドラマ「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第3話が10月20日に放送された。主人公は、明るく元気なベテラン刑事・二宮奈美(沢口靖子)。第3話は、奈美が巡査部長の南方睦郎(一ノ瀬颯)と共に、法の網をすり抜ける悪徳ビジネスに挑んだ。(以下、ネタバレを含みます) ■情報犯罪に立ち向かう刑事ドラマ 同作は、人気シリーズ「絶対零度」のシーズン5。記憶力に優れ人間観察や何気ない会話から情報を拾うのが得意な主人公・二宮奈美(沢口)が、捜査機関・情報犯罪特命対策室(通称:DICT<ディクト>)で、情報犯罪という顔の見えない敵に悩みながら向き合っていく。脚本は鈴木洋介氏、市東さやか氏、阿部凌大氏が担当。 ディクトの立ち上げを主導した内閣官房副長官・佐生新次郎を安田顕が、ディクトのメンバーで警部補の山内徹を横山裕が演じる。 ■「ミズハラ製作所」の口座の金が全て消える 町工場を営む「ミズハラ製作所」の社長・水原明人(小林三十朗)は経営不振に悩んでいた。そこで商工会で紹介された税理士の上村元也(松岡広大)に助けを求める。 相談を受けた上村は「外部の力を借りるべき」と助言し、水原に資金力のある株式会社「ネッブス」との経営統合を提案する。「ネッブス」の社長・奥田真斗(町田悠宇)もこの求めに応じた。水原はこれで経営が保てると安心するも、数日後、工場の口座の金が全て消えていた。資金を失い負債だけを押し付けられた水原は、自ら命を断ってしまう。 ■奈美と南方が和菓子店で事情聴取を行う 一方、佐生新次郎(安田顕)は黒澤道文(今井清隆)に目を付けていた。「宗教法人ルミナス」の教祖として宗教法人を母体とする「黒澤ホールディングス」を立ち上げた男だ。その実態は信者には高額な商品を買わせ、後継者不足や資金難に苦しむ企業には“承継ビジネス”を持ちかけるなど、様々な方法で金をだまし取る悪人だった。 「ミズハラ製作所」のような被害報告も複数上がっており、佐生はDICT室長・早見浩(松角洋平)に調査を指令。二宮奈美(沢口靖子)と南方(一ノ瀬颯)は、手始めに被害を受けた和菓子店で事情聴取を行う。 すると、ここも奥田の会社と経営統合しており、店主に奥田を紹介したのは上村だった。その事実に衝撃を受ける南方。実は上村は南方の大学時代の友人だったのだ。南方は複雑な思いを抱きながら捜査を進める中で、ある真実に辿り着く。 ■南方が捜査を進める中で辿り着いた真実 南方は以前、上村から相談の連絡が来ていたが、仕事が忙しく返信するのを忘れていた。改めて南方が話を聞かせてほしいと言うが、上村はもう逃げられないと言う。するとそこに奈美が来て、上村の安全を守ると伝える。 そんな中、南方は奥田が脱税していることに気付いた。奥田を脱税で逮捕し、そこから黒澤ホールディングスまで辿り着けると考えたのである。 上村が奥田の会社の財務諸表を管理していたため、その資料を渡してもらうことに。上村は警察に協力するため資料を集めていたが、帰り道に水原の息子にナイフで刺されて命を落としてしまう。 上村が殺害され、証拠も隠滅された後、佐生の指令によって黒澤ホールディングスの調査が中止になる。奈美をはじめディクトのメンバーたちは納得できなかったが、佐生は黒澤を捕まえるタイミングは今ではないと判断したのであった。SNSでは「上村が不憫すぎる」「協力しようとしてくれた上村が亡くなって辛い」「上村が助からなくて悲しい」と命を落とした上村に言及する声が多数上がっていた。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部

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