桜川市庁舎車突入 容疑の男、市に不満か 茨城

茨城県桜川市岩瀬の市役所岩瀬庁舎に20日、車が突っ込み正面玄関が壊された事件で、建造物損壊の疑いで逮捕された同市、自称会社役員、男(46)が市役所に不満があったとの趣旨の供述をしていることが21日、捜査関係者への取材で分かった。県警は犯行に至った経緯や動機などを調べている。 県警によると、男は20日午後7時20分ごろ、同庁舎第1庁舎の正面玄関に、自身が運転する乗用車を衝突させ、自動ドアの支柱やガラス戸などを損壊した疑いがある。県警によると、容疑を認めている。市役所は当時、既に閉庁しており、けが人はなかった。 正面玄関は二重構造で、犯行を目撃した市職員によると、男は前進と後退を繰り返しながら、車を複数回にわたって外側の自動ドアに衝突させた。その後、車を降り、持っていたバットで内側の自動ドアもたたき割った。犯行時は無言だったという。

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