三重県職員逮捕「申し訳ない」 万引事件で知事所感

一見勝之三重県知事は22日の定例記者会見で、県志摩建設事務所の男性職員(42)が窃盗(万引)の疑いで逮捕されたことについて「県民に申し訳ない」と述べ、綱紀粛正を図る考えを示した。 一見知事は会見で、逮捕容疑の窃盗行為について「まだ可能性の段階」と前置きした上で「法を執行する公務員が法を犯してしまったことを県民に申し訳なく思う。非常に遺憾」と述べた。 聞き取りの状況については「捜査に影響を与えてはならない」として、説明を控えた。職員への対応については「本人が属している職場できちんと対応するよう指示している」と語った。 職員の勤務態度を問われた一見知事は「問題があったという情報には触れていない」と説明。この職員に対する処分歴の有無については「詳細には把握していない」と述べるにとどめた。 職員は8月10日未明、伊勢市内のコンビニでフィギュア4個(販売価格計約5千円)を盗んだ疑いで今月20日、伊勢署に逮捕され、翌21日に釈放された。容疑を認めているという。

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