静岡県掛川市で長女(5)の遺体を冷凍庫に遺棄した疑いで母親の川口陽子容疑者(37)が逮捕された事件で、遺体にあざなど目立った外傷や骨折は確認されなかったことが23日、捜査関係者への取材で分かった。日常的な暴行はなかったとみられ、育児の悩みなどから川口容疑者が突発的な行動を取った疑いもあるとみて死亡の経緯を調べている。 県警は同日、死体遺棄の疑いで川口容疑者を送検した。 捜査関係者によると、遺体で見つかったのは園児の晶子ちゃん。発見時に死後数日経過しており、冷凍庫内に長時間入れられていたとみられる。司法解剖の結果、窒息死の疑いが判明したが、目立った外傷は確認されなかった。