23日朝早く、霧島市の市道で酒気を帯びた状態で車を運転したとして、男(38)が酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。男は道路を歩いていた20代の女性をはねていて女性はその後、死亡しました。警察は危険運転致死の疑いも視野に調べを進めています。 酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたのは、霧島市隼人町見次の自称飲食業、牧野寛斎容疑者(38)です。 警察と消防によりますと牧野容疑者は23日午前4時20分ごろ、霧島市国分中央の市道で普通乗用車を運転し国分府中町方向に進行していた際、道路を歩いていた20代の女性をはねました。 駆け付けた警察官が牧野容疑者の呼気を調べたところ、基準値を上回るアルコールが検出されたということです。 女性は意識不明の状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。 牧野容疑者は調べに対し「酒を飲んだ状態で車を運転したことは間違いない」と容疑を認めているということです。 警察は危険運転致死の疑いも視野に当時の詳しい状況や事故の原因などについて調べを進めています。