「創造主」名乗る占い師自殺教唆事件 男性信者2人の自殺を手助けした罪に問われた信者の女に有罪判決

信者の男性2人をそそのかして自殺させたとして、占い師の女らが逮捕された事件の裁判で、自殺を手助けした罪に問われている信者の女に対し、大阪地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。 信者の滝谷奈織被告(59)は、5年前、自らを「創造主」と名乗る占い師の浜田淑恵被告(63)の指示を受け、和歌山県広川町の海で、信者の男性2人の自殺を手助けした罪に問われています。 これまでの裁判で、滝谷被告は起訴内容をおおむね認めていました。 24日の判決で、大阪地裁は「2人の命が失われたことは取り返しがつかず、被告の責任も大きい」とした一方、「浜田被告の指示に逆らうことができない精神状態だったことは否定できず、反省を深めている」などとして、懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする