認知症の80代女性のカードで1250万円を引き出した疑い 訪問介護の元ケアマネの男を追送検 佐賀

介護を担当していた80代の女性のキャッシュカードを使っておよそ1250万円を引き出し、盗んだとして男が逮捕・追送検されました。 窃盗の疑いで9月16日までに3度逮捕され、10月28日に追送検されたのは、佐賀県鳥栖市の無職、松田浩平被告(42)です。 警察によりますと、松田被告はおととし10月から去年3月にかけて、福岡市の80代の女性のキャッシュカードを使い、ATMから現金1250万円ほどを引き出して盗んだ疑いです。 松田被告は当時、ケアマネージャーとして女性の訪問介護を担当していて、キャッシュカードは日常の買い物などを代行するため預かっていたものだったということです。 女性は介護が必要な認知症で、去年3月に老人ホームに入所しました。施設の職員が女性の口座から不審な出金があることに気づき、警察に相談したことで事件が発覚しました。 松田被告は、1度目の逮捕後の取り調べでは「ギャンブルに使った」などと容疑を認めていましたが、その後は黙秘しているということです。

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