18年前の山口組系暴力団組長刺殺事件 逮捕された組幹部の潜伏先 協力者の足取りから特定

18年前、神戸市の路上で山口組系暴力団の組長を殺害したとして、神戸山口組山健組傘下組織の幹部の男が逮捕された事件で、男の潜伏先が別の暴力団関係者の足取りから特定されていたことがわかりました。 28日送検された指定暴力団・神戸山口組山健組の傘下組織幹部、勢昇(せい・のぼる)容疑者(76)は、2007年、暴力団員に指示して、神戸市中央区の路上で山口組系暴力団の後藤一男組長(当時65)を殺害した疑いが持たれています。 警察は勢容疑者を指名手配して行方を追っていましたが、その後の取材で、逃亡を手助けしたとして逮捕された暴力団関係者、中田智富容疑者(63)の足取りなどを調べた結果、勢容疑者の神戸の潜伏先が特定されていたことがわかりました。 警察は2人の認否を明らかにしていませんが、18年にわたる逃亡を手助けした人物が他にもいるとみて捜査しています。

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