里親となった約4カ月後に虐待か 1歳男児の顔面を足蹴りし踏みつけた疑い 30代夫婦を送検 広島

里親として育てていた1歳の男の子を暴行したとして、府中市の30代の夫婦が逮捕・送検された事件で、夫婦は、里親として男の子を託されてから、およそ4か月後に虐待に及んだ可能性があるとみられています。 30日朝送検された、府中市中須町の工藤寿悦容疑者(31)は、9月、里親として委託された1歳の男の子に対し、複数回にわたり顔面を足蹴りし踏みつけるなどした疑いが持たれ、また妻の愛容疑者(30)は、男の子の頭をタオルで叩いたり下半身を踏みつけたりした疑いが持たれています。 夫婦は警察の調べに対し「間違いありません」と容疑を認めています。 県によりますと、夫婦は今年4月中旬からおよそ1カ月半、男の子と交流を重ねたうえで、5月末に里親として委託を受けました。 それから4カ月あまり経った9月12日、関係機関から県に「子どもにあざがあった」と児童虐待の通告があったということです。 県は事前の審査で夫婦を里親として「適格」と判断し委託したということで、今後有識者を交えて再発防止策を検討するとしています。

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