PTA会費を横領したとして元会長の男を逮捕。総額は5000万円以上に上るとみられています。 業務上横領容疑で逮捕・送検されたのは徳島県の高校PTA連合会で会長などを務めていた山本裕史容疑者(50)です。 警察によりますと山本容疑者は2022年から去年11月までに、PTA連合会名義の預金口座から計約995万円を自身の口座に振り込み、このうち約818万円を横領した疑いがもたれています。 PTA連合会名義の口座には県内の高校生の保護者から納められたPTA会費が入っていて、山本容疑者が口座を管理していました。 山本容疑者は警察の調べに「私が一人でしたことに間違いありません」などと容疑を認めているということです。また、「横領した総額は5000万円以上になると思います」「私的な支出に使い果たしました」などとも供述していて、横領した金は県外の高級クラブでの飲食や海外旅行などに使ったとみられています。 警察は横領の実態をくわしく捜査する方針です。