ルーブル美術館窃盗、新たに5人拘束 宝飾品は未回収 仏当局

【パリ時事】フランス・パリのルーブル美術館に展示された宝飾品が窃盗団に奪われた事件で、捜査当局は29日、新たに5人の身柄を拘束した。 担当検事が30日にRTLラジオに明らかにした。 実行犯は4人組だった。館内に侵入したとみられるアルジェリア人の男(34)ら2人は25日、組織的窃盗容疑で逮捕。調べでは、残り2人のうち1人が今回の5人の中に含まれるという。 事件は19日、美術館の開館中に発生。犯人は2階の窓から押し入り、展示ケースを電動工具で壊すと、ティアラやネックレスなど8点を奪って逃げた。被害額は推定8800万ユーロ(約157億円)。盗品の回収には至っていない。

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