29日夕方、鹿児島市伊敷の国道3号で、横断歩道を歩いていた高齢の女性がトラックにはねられ死亡する事故がありました。 警察はドライバーに対して「見通しが良くても交差点での安全確認を徹底してほしい」と呼びかけています。 29日午後5時すぎ、鹿児島市伊敷8丁目の国道3号線で、信号機のある横断歩道を歩いていた、近くに住む末滿シヅ子さん(91)が左折してきたトラックにはねられ、搬送先の病院で死亡が確認されました。 警察はトラックを運転していた鹿児島市郡山町の造園業、西孝章容疑者(73)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。 西容疑者は容疑を認めているということです。 県警によりますと、県内では今回の事故を含めて10月だけで7人が交通事故で死亡しています。 県警交通企画課の後迫克章理事官は「ドライバーは見通しが良くても交差点での安全確認の徹底し、日の入りも早いため、早めのライト点灯を、歩行者は反射板を身につけるなどして事故を防いでほしい」と呼びかけています。