アメリカ軍の憲兵隊による単独パトロールが那覇市で初めて実施されました。 譜久村司記者: 午前1時を過ぎた那覇市松山です。腰に拳銃を携帯したアメリカ軍の憲兵隊が町をパトロールしています アメリカ軍は兵士による女性暴行事件の再発防止を目的に今年4月から沖縄市で警察や自治体と連携したパトロールを開始し、9月からは軍単独での実施に踏み切り、今回初めて那覇市で行われました。 午前1時から4時にかけて那覇市松山や国際通りなどの繁華街をおよそ30人の憲兵が巡回し、逮捕者はなくトラブルも確認されませんでした。 軍の関係者は事件の未然防止につながるとパトロールの意義を強調する一方、市街地を単独で巡回することについては基地の外で軍の警察権が行使されることへの懸念や住民への説明のあり方など運用の透明性を問う声もあがっています。