河野太郎氏「最近こういうのが多いですよね」 学歴詐称疑惑で失職の伊東市長に皮肉

自民党の河野太郎元デジタル相(62)が2日、TBS系「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演し、学歴詐称が疑われた静岡県伊東市の田久保真紀前市長(55)が失職したことについてコメントした。 5月の市長選で現職を破り初当選した田久保氏だったが、市の広報誌で「東洋大学法学部卒業」と記した学歴が、実際は除籍だったことが分かった。市議会から不信任決議案が可決されると、議会の解散を通知。選挙を経て発足した新議会から再び不信任が決議され、10月31日付で失職した。 市議選のやり直しには6300万円ほどの経費がかかるとされる。見解を問われた河野氏は「市民の皆さんからしてみると、市のお金がこういう形で、本来他に使われるものが使われてしまうのは、いろいろ思いがあるんだろうと思うけど」とコメントした。 ラブホテルで市幹部職員(当時)との複数回面会が報じられた群馬県前橋市の小川晶市長や、大阪府岸和田市の前市長・永野耕平容疑者が収賄容疑で逮捕されるなど、自治体トップによる問題や事件が各地で起きている。そうしたことを念頭に置いてか、河野氏は「最近こういうのが多いですよね」と皮肉を込めるようにつぶやき、スタジオには笑いが起きていた。

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