【N党・立花孝志党首を逮捕】自宅で死亡した元兵庫県議への名誉毀損疑い 妻が刑事告訴「デマで人を貶め死者に鞭打つ行為」

元兵庫県議の名誉を毀損した疑いで、警察はNHKから国民を守る党の党首・立花孝志容疑者を逮捕しました。 記者 「立花容疑者は、大阪府堺市内のこちらのコインパーキングで逮捕されたということです」 名誉毀損の疑いで逮捕されたのは「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)です。 警察によりますと、立花容疑者は去年12月、自身が立候補した選挙の街頭演説で、元兵庫県議の竹内英明さんに対し、「警察の取り調べを受けているのは多分間違いない」などと発言し、名誉を毀損したほか、竹内さんが死亡したあとの今年1月には「どうもあす逮捕される予定だった」などと、うその情報を投稿するなどして、死者の名誉を毀損した疑いがもたれています。 竹内さんはSNSなどによる誹謗中傷に悩み、去年11月に議員を辞職、今年1月に自宅で死亡しました。自殺とみられています。 竹内元県議の妻(今年8月) 「立花氏の発信で『黒幕』とされた夫は人々の憎悪の対象に、悪意を向ける標的とされました。デマで人を貶め、死者に鞭打つ行為が平然と公然と行われています。民主主義の根幹をなす選挙が死者の冒涜に利用されることの異常さ、悪質さを私たちはもっと深刻に受け止めなければならないと思います」 今年6月には、竹内さんの妻が名誉毀損の疑いで立花容疑者を刑事告訴。警察は告訴状を受理し、捜査を続けていました。 立花容疑者の逮捕を受け、竹内さんの妻は「刑事告訴を出して以降、どうなるのか不安、心配もありましたが、今は、ほっとしております。今後については、捜査を見守ってまいります」とコメントを出しました。 逮捕後の取り調べにも素直に応じているという立花容疑者。警察は、認否については捜査上の懸念があるとして明らかにしていません。

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