フジテレビの佐々木恭子アナウンサー(52)が10日、キャスターを務めるフジテレビの情報番組「サン!シャイン」(月~金曜前8・14)に出演。政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)が名誉毀損(きそん)の疑いで兵庫県警に逮捕されたことにコメントした。 立花容疑者は今年1月に亡くなった竹内英明元兵庫県議に対し、生前、死亡後も街頭演説などで名誉を傷つけた疑いが持たれている。竹内さんは中傷を受けうつ状態になり、今年1月に死亡した。竹内さんは同県の斎藤元彦知事のパワハラ問題などを調査していた百条委員会で、委員長を務めていた。 佐々木アナは「まだ容疑段階ですので、詳しいことはこれから」としつつも「やっぱり一度ネガティブな情報って伝えられると、その後事実じゃないっていうことが分かってもなかなかその印象が覆っていかない。これについては社会で受け止めるべき課題だなということを思っております」と話した。 「誹謗(ひぼう)中傷って大きな塊だと思う。今回、立件されるとしたら、“警察に捜査される予定だった”っていうその1点なんですか?」と質問。若狭氏は「そうですね。法的にはそこしか問えない」としつつ「逆に言うと、今回の事件は警察とか検察にとって見てると非常に証拠的には固いと。つまり、逮捕する予定があったか無いかってのは県警内部の情報。だからそういう意味においては、証拠が警察内部にあるんで、そんなのは事実じゃないって警察が言っているわけですから。そういう意味においては、そこが非常に今回の案件において証拠を固くさせていて、だからこそこの逮捕っていうところまで至ったという見方もできると思います」と分析した。