被災空き家侵入、仏具盗む 「売ってお金にするため」 七尾署、容疑で再逮捕

●ベトナム人男2人 能登半島地震の被災家屋などで相次いだ窃盗事件で、七尾署と石川県警捜査1課は11日、邸宅侵入と窃盗の疑いでベトナム人の男2人を再逮捕したと発表した。逮捕は10日付。署によると、2人は容疑を認めており、「売ってお金にするため」などと供述しているという。 再逮捕されたのは、いずれもベトナム籍、住所不定、無職のドアン・フ・ホアン容疑者(21)とレ・ヴァン・ザン容疑者(29)。2人は別の邸宅侵入と窃盗罪で起訴されている。 再逮捕容疑は9月29日午後1時半〜10月1日午後1時ごろ、七尾市内の空き家に侵入し、仏具7点(時価約5500円)を盗んだ疑い。 署によると、10月1日、被害者から「空き家に泥棒が入った」と七尾署に連絡があった。署が押収した物品などから容疑者を特定した。現場は震災前から空き家だった木造2階建てで、無施錠の窓から侵入したとみられる。 署は11日、容疑者が使用していた管内の一軒家から押収した被害品など150点以上を同署で公開した。

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