【速報】警察が追跡した不審車両が追跡打ち切り後にタクシーと事故 運転手と乗客が骨折する大けが「職務質問で時間を取られるのが嫌だった」薬物検査の本鑑定へ

12日未明、大阪府八尾市の交差点で、普通乗用車とタクシーが出会い頭に衝突する事故があり、タクシーの運転手と乗客の計2人が骨を折る大けがをしました。普通乗用車は事故を起こす直前、不審車両としてパトカーに追跡されていて、運転していた男はその場で逮捕されました。 過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕されたのは、堺市堺区の自営業・花澤祐蔵容疑者(31)です。警察によりますと、12日午前2時すぎ、大阪市平野区内をパトロール中のパトカーが、突然急加速した花澤容疑者の運転する普通乗用車を確認しました。赤信号で停車した際に警察官が職務質問しましたが、青信号になると、花澤容疑者が車を急発進させたことから追跡を開始。約20秒間走行したのち、車の行方が分からなくなったことから追跡を打ち切っていましたが、500メートルほど離れた八尾市内の交差点で、花澤容疑者の運転する車とタクシーが出会い頭に衝突しているのを発見したということです。この事故で、タクシーの男性運転手(73)が肋骨を折り、男性の乗客(51)もひざの骨を折る大けがをしました。 花澤容疑者からアルコールは検出されておらず、警察は今後、薬物検査の本鑑定行うということです。調べに対し、容疑を認めたうえで、「職務質問で時間を取られるのが嫌だった」などと供述していて、警察が事故の状況などを調べています。

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