11月12日に男が自宅前で父親を包丁で刺し殺害した事件で、警察は家族間のトラブルが犯行の原因とみて捜査しています。 殺人と銃刀法違反の疑いで13日に送検されたのは、那珂川市の無職・野口直希容疑者です。野口容疑者は12日午前10時過ぎ、那珂川市王塚台の自宅前の路上で父親の三義さんの腹を包丁で刺し殺害した疑いが持たれています。 近隣に住む女性から「男女が道路に倒れている」と通報があり、駆け付けた警察官が 近くにいた野口容疑者を現行犯逮捕しました。倒れていた女性は野口容疑者の母親で 背中にけがを負っていたということです。 警察の調べに対し、野口容疑者は「両親が病院に連れて行こうとしたのでもめた」と 供述しているということです。 警察は家族間のトラブルが発展したものとみて調べを進めています。