“ユ・アインと麻薬投薬の疑い”YouTuberのヤン氏、控訴審でも懲役8ヶ月・執行猶予2年

俳優のユ・アインと共に麻薬を投与した後、海外へ逃亡したが逮捕されたYouTuberが、控訴審でも懲役刑の執行猶予を言い渡された。 ソウル中央地裁刑事控訴9-3部(チョン・ヘウォン、チェ・ボウォン、リュ・チャンソン部長判事)は18日、麻薬類管理法違反(大麻)の疑いで起訴された30代のヤン氏に対し、第1審と同じ懲役8ヶ月・執行猶予2年を言い渡した。40時間の薬物治療講義の受講と30万ウォン(約3万円)の追徴金命令も下した。 裁判部は「原審で被告人が犯行を認めており、深刻な中毒状態とは思えず、初犯である点、麻薬犯罪は厳罰の必要性があり被告人が出頭要求に応じなかった点などを考慮して量刑を決めた」とし「当審で新たな事情の変更が見られなかったため、被告人と検察官の控訴をいずれも棄却する」と明らかにした。 ヤン氏は2023年1月から1ヶ月間、ユ・アインら知人4人とアメリカ・ロサンゼルスを旅行中に複数回にわたり大麻を吸引した疑いがもたれている。 彼は知人たちが麻薬投与の疑いで捜査を受けると、同年4月にフランスへ出国。1年7ヶ月間の海外逃亡生活を続けていたヤン氏は昨年10月、仁川(インチョン)国際空港に自ら帰国して逮捕された。 昨年12月、第1審はヤン氏に対し、「投薬場所や過程で現れた事情や、出頭に応じず出国した状況などを見ると警戒心が不足し、遵法意識が欠如していた」としつつも、「ただし全ての犯罪を認め、犯行を反省し、投薬回数が多くない点などを考慮した」とし、懲役8ヶ月・執行猶予2年を宣告した。 一方、ユ・アインはソウル一帯の病院で美容施術の睡眠麻酔を装い、181回にわたり医療用プロポフォールなどを常習的に投与した疑いで、今年7月に最高裁で懲役1年・執行猶予2年が確定した。 犯行を隠す目的で共犯のヤン氏を海外に逃亡させた疑いは無罪と認められた。

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