障害者が利用するマッチングアプリを使って、ぼったくり営業を繰り返していたとみられるグループが摘発された事件で、警視庁は新たに男女3人を逮捕しました。 逮捕されたのは、東京・新宿区の無職・池田琉之介容疑者(22)ら男女3人です。 3人は今年5月、マッチングアプリで知り合った男性(20代)を渋谷のバーに誘い出し、飲食代金などとして現金や金のネックレスなどあわせて720万円分をだまし取った疑いがもたれています。 警視庁によりますと、3人は「男性の支払い対応で別の客の予約がキャンセルになった」とうそをつき、損害金名目で現金などを支払わせていたということです。 取り調べに対し、池田容疑者は容疑を否認しています。 警視庁は、「匿名・流動型犯罪グループ=トクリュウ」とみて、これまでに17人を逮捕し、背後に指示役がいるとみて実態解明を進めています。