金の延べ棒を密輸し消費税の納付を免れていたなどとして、男2人が逮捕されました。これまでに1トンの金を密輸したとみられています。 警視庁によりますと、館野仁容疑者は去年、韓国から金の延べ棒4キロを密輸し、消費税およそ468万円を免れた疑い、桜井純容疑者は、金の延べ棒9キロを密輸して、消費税およそ1045万円を免れようとした疑いなどがもたれています。 館野容疑者が密輸した金を空港で落としたことから事件が発覚したもので、2人はこれまでにおよそ1トンの金を密輸し、108億円ほどで売却していたとみられています。 調べに対し、桜井容疑者は容疑を認め、館野容疑者は「申告を忘れただけで、コロナの後遺症で記憶障害などがあり、そのまま通過しました」と容疑を否認しているということです。