自宅前に置いた1700万円の金塊、30分後になくなる 60代女性が特殊詐欺被害

和歌山北署は20日、和歌山市の60代女性が警察官などをかたる人物らに約1760万円相当の金塊をだまし取られる特殊詐欺被害にあったと発表した。 同署によると、10月18日、女性宅に厚生労働省の職員を名乗る人物から「保険証が不正に使用された」と電話があった。転送された電話で、大阪府警の警察官という人物から「今からでも逮捕できる。身の潔白を証明するには資産の調査が必要」となどと言われ、口座の残高情報を伝えた。 その後、「通帳のお金を金塊に換え、裁判所に提出する。現金で返還する」と言われ、女性は金塊を購入。指示通りに自宅前に置くと、約30分後になくなっていた。返金予定日になっても口座に入金されなかったため、同署に届け出た。

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