Z世代といえば「スマホネイティブ」と呼ばれるほど、物心がついた頃からスマホが身近に存在し、それを自然に使いこなして成長してきた世代です。小学生の頃からLINEのようなコミュニケーションアプリを使いこなし、リアルとデジタルの両方で人間関係を紡いでいます。 そんなZ世代が愛用しているSNSが「Instagram」です。総務省の「令和6年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、10代がもっとも利用しているSNSは「LINE」(93.6%)ですが、次いでInstagram(75%)がが続きます。 LINEは家族や古くからの友人との連絡に使っており、親しい友達とのコミュニケーションにはInstagramが選ばれているということです。 Instagramの機能では「ストーリーズ」がよく使われています。日常のささいなことでも、ストーリーズなら24時間で消えてしまうので気軽に投稿できます。ストーリーズにコメントするとDMとして送られるため、そのまま会話が続くことも珍しくありません。 また、アカウントはメインアカウントとサブアカウントを使い分け、メインアカウントでは広くつながり、サブアカウントは親しい友人とだけつながります。ストーリーズはさらにリストを使って公開範囲を限定し、本当に親しい人にだけ本音を公開しています。このように発信したい相手を選択できる点が、Instagramの良さでもあるのでしょう。