5日放送のTBS系情報番組「ゴゴスマ」(月~金曜・午後1時55分)では昨夏以降、首都圏で相次いだ強盗18件を捜査中の警視庁などの合同捜査本部が、この日、職業不詳の20代の男4人を強盗致傷と住居侵入の疑いで逮捕したことを報じた。 今回の逮捕容疑は昨年10月発生の千葉県市川市の住宅で起きた強盗事件を指示したというもの。闇バイトによる広域強盗事件とみられる一連の強盗事件で指示役の逮捕は初めてとなった今回のケースについてコメンテーターとして出演した国際弁護士の清原博氏は「逮捕はされてますけど、まだ認否は分かりませんから、本当に有罪かどうかはこれからだと思いますけど」と前置きした上で「別の事件でルフィという一連の強盗事件がありましたけれども、ルフィ事件でも幹部クラスが捕まって、裁判が一部始まっていて、幹部クラスでもリクルーターで現金回収役の人に第一審の判決は懲役20年ということでね。でも、本当の指示役ではないので、本当の指示役はもっと懲役刑が長くなると思う」と説明。 その上で「私は今回、捕まった4人が指示役であったなら無期懲役になると思うんですよ」と口に。 「強盗傷害罪という容疑だけど、この罪の最高刑が無期懲役なんですね。初犯でいきなり無期懲役というのは、この罪では過去、ほとんどないんだけど、でも、やっぱり、それぐらい重い罪を課さないといけないと私は思うし…。この事件が裁判になったら裁判員裁判になると思うけれども、裁判員の方々だって、この人たちが有罪なら絶対に厳しい刑だと考えるかも知れませんから」と持論を展開すると「これだけ社会を不安と恐怖に陥れた重大事件ですから、警察はよく頑張ってくれたと思うし、これから始まるかも知れない裁判では本当に実態解明してもらって、有罪なら厳罰に処してほしいと思いますね」と話していた。