三重県の伊勢警察署に侵入し、証拠品として保管されていた乗用車のガラスを割ったとして逮捕された男性6人について、津地方検察庁は5日、不起訴処分としました。 不起訴処分となったのは愛知県の40代の男性ら6人です。 警察によりますと6人は2024年11月、正当な理由なく伊勢警察署に侵入し、事件の証拠品として車庫で保管されていた乗用車1台のリヤガラスを割ったとして、建造物侵入と器物損壊の疑いで逮捕されました。 警察は防犯カメラの捜査などから6人を特定し、逮捕に至ったとしていましたが、津地方検察庁は5日、6人を嫌疑不十分として不起訴としました。 不起訴の理由について検察庁は「関係各証拠を精査した結果、犯罪の成立を認定すべき証拠が不十分だった」としています。