自動車の修理を行う会社の工場長らが、客の車の修理の際にうその見積書を作り、保険会社から金をだまし取ったとして再逮捕されました。警察は余罪の有無も含めて調べを進めています。 詐欺の疑いで逮捕されたのは寒河江市高屋の会社員の男(47)と東根市蟹沢の会社員の男(43)です。 2人は自動車の修理などを行う会社に勤めていて、去年12月、客の車の修理を依頼された際にうその見積書を作り、保険金18万円をだまし取った疑いがもたれています。 警察は捜査に支障ががあるとして、2人の認否を明らかにしていません。 ■11月にも保険金詐欺で逮捕 寒河江市の男は会社の中で修理工場の工場長という立場で、先月、同じような保険金詐欺で逮捕されていました。 警察が捜査を進めていたところ、今回の犯行が明らかになったということです。 東根市の男は寒河江市の男と同じ修理工場で働いていて、寒河江市の男の部下に当たるということです。 2人は実際には発注していない部品を発注したかのように偽るなどして、うその見積書を作り保険会社に申請していました。警察は、動機のほか、余罪や関係者の有無なども含め調べを進めています。