電気メーターに正常な計測が出来なくなる機器を取り付け、電力送配電会社の料金算出業務を妨害したとして、11日、男2人が逮捕されました。 偽計業務妨害の疑いで逮捕されたのは、アメリカ国籍の会社役員・「レイン翔」ことレイン・ベレン・ショウ容疑者(34)と、業務執行役員の大石秀容疑者(30)です。 警察によりますと、レイン容疑者らは、去年10月から今年10月にかけて、佐賀市内の洋菓子店に「電気代が安くなる」とのうたい文句で営業をかけ、電気メーター計2機に「ENERGY SAVE」という名の装置を取り付けて、電力送配電会社の料金算出などの業務を妨害した疑いが持たれています。 警察は2人の認否を明らかにしていません。 電力送配電会社の関連会社の職員が「電気メーターに不正な部品が取り付けられていた」と警察に通報して事件が発覚しました。 警察は、ほかにも複数の共犯者がいて、全国で同様の犯行を繰り返していた可能性があるとみて、捜査を進めています。