映画「エクソシスト」〝リメイク版〟 主演スカーレット・ヨハンソンの身を心配する声

ホラー映画の金字塔「エクソシスト」(1973年)の〝斬新なリメイク版〟で主演することが決まった米女優スカーレット・ヨハンソン(41)の身の危険を心配する声が関係者の間であふれていると英誌「OK!」が14日伝えた。 同誌によると、「エクソシスト」を巡っては、「悪名高いオフスクリーンで起きた数々の悲劇への長年の懸念が再燃し、ヨハンソンが〝呪い〟の新たな犠牲者になるのでは」と製作関係者は心配しているのだという。 1972年にニューヨークとイラクで撮影された第1作では、製作中に関係者が突然死し、重傷者が出る事故が発生し、主役のリンダ・ブレアが体調不良を訴え、さらには端役俳優がのちに殺人容疑で逮捕されるなど、数々の不吉な出来事に見舞われた。 また、マンハッタンの倉庫内に建てられた、映画の舞台となったジョージタウンの家のセットは撮影開始から数週間後、配線の不具合から発生した火災で焼失。だが、物語の核心である、悪魔に取り憑かれたという設定の子供寝室だけは無事残った。 ある撮影スタッフは1998年のドキュメンタリーで、「火の手はまるで何を焼き払うのか分かっていたかのようだった」と証言した。 そんな中、ヨハンソン自身、出演を決めてからは梯子の下を歩くのを避け、墓地の近く通る際には〝悪運払い〟のジェスチャーをするなど、かなり身の回りに気を付けていると同誌は報じた。 「エクソシスト」はこれまで「エクソシスト2」(1977年)、「エクソシスト3」(1990年)、「エクソシスト ビギニング」(2004年)、第1作の前日譚である「ドミニオン」(2005年)と「エクソシスト 信じる者」(23年)の6本が製作されている。

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