福岡市の商業施設でHKT48のスタッフなど男女2人が刺された事件で、逮捕された男が「複数のメンバーを殺害するため、警備の手薄な現場を狙った」などと供述していることが分かりました。 12月14日、福岡市中央区の商業施設でHKT48の劇場のスタッフなど男女2人が包丁で刺され、糸島市の無職、山口直也容疑者(30)が逮捕されました。 山口容疑者はHKT48のイベントの常連客で、取り調べに対し、「複数のメンバーを殺害するため警備の手薄な現場を狙った」などと供述していることが、捜査関係者への取材で分かりました。 警察によりますと男性スタッフが襲われた現場は、HKT48のメンバーがSNS用の写真を撮影する、関係者用のエレベーターホールでしたが、部外者でも立ち入れる場所でした。 事件前日にも山口容疑者が現場をうろつく姿が目撃されていて、警察は計画的犯行だったとみて調べています。