「同僚を犯人に仕立てたかった」男に包丁で切りつけられたとうそをついて警察署に駆け込んできた男を逮捕

「男に包丁で切りつけられた」と警察署に駆け込んできた男が、嘘をついて警察の業務を妨害したとして逮捕されました。男は「同僚を犯人に仕立てたかった」と話しているという事です。 警察によりますと、23日午前4時頃、静岡市の軽作業員の男が「市内の繁華街の路上で黒い服の男にいきなり包丁で切り付けられた」と静岡中央署に駆け込んで来ました。 男の洋服には切られたような跡が若干ありましたが、けがはしていませんでした。警察では、殺人未遂事件の可能性があるとして、およそ20人の態勢で現場検証をするなど捜査にあたりました。 しかし男の事件当時の状況説明が二転三転したことを指摘すると、「事実ではないです」「自分が悪いです」と嘘の説明をしたことを認めました。 警察は静岡市の軽作業員の男を、警察の業務を妨害した偽計業務妨害の疑いで午後4時過ぎに逮捕しました。男は動機について、「職場の同僚を犯人に仕立てるつもりだった」と話していると言う事です。

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