大阪大学は医学部付属病院に勤務し盗撮の疑いで現行犯逮捕された36歳の男性医師を26日付けで諭旨解雇しました。 諭旨解雇されたのは大阪大学医学部付属病院に麻酔科の専攻医として勤務していた男性医師(36)です。 大阪大学によると男性医師は先月22日、奈良市のコンビニエンスストアで、12歳の少女のスカートの中をスマートフォンで盗撮した疑いで現行犯逮捕されました。 男性医師は大学のヒアリングの中で盗撮したことを認めて、大学や関係者に「ご迷惑をおかけした」と話したということです。 大学は男性医師が事実関係を認め謝罪の意思を示したとして情状酌量の余地があるとして26日付けで退職を勧告して解雇する「諭旨解雇」の懲戒処分としたと公表しました。 大学は被害少女と関係者に謝罪したということで、「法令順守の責任を担う医療従事者として決して許されるものではなく、厳正に処分した」とコメントしています。