【事件の全貌】「見てくれる?」登校中の7歳女児を他人の敷地に誘い込み…62歳警備員の男の犯行動機は「仕事でストレスが溜まっていた」【判決詳報】

2025年7月、登校中の7歳の女子児童を福岡市東区にある他人の住宅の敷地内に誘い込み、自分の下腹部を手で触らせた警備員・田邊彰被告(62)の裁判。 論告求刑で検察側は、田邊被告に懲役3年6か月を求刑した。 ■「下腹部を触らせるわいせつな行為」裁判所が認定した事実 判決によると、福岡市東区原田に住む警備員・田邊彰被告(62)は、2024年7月16日午前8時28分ごろから午前8時30分ごろの間に、福岡市東区において、7歳の女子児童が13歳未満の者であることを知りながら、女子児童に対し、自分の下腹部を触らせるわいせつな行為をした。 ■女子児童に「見てくれる?」と声かけ他人の住宅敷地内に誘い込む 逮捕時の警察発表によると、女子児童が被害に遭ったのは福岡市東区にある住宅の敷地内だった。 田邊被告の自宅ではない。 田邊被告は登校中の女子児童に「見てくれる?」などと声をかけて誘い込んでいた。 ■逮捕時の取り調べに「間違いありません。仕事でストレスが溜まっていました」 被害当日の夕方、女子児童の親が「娘が男に陰部を見せられた」と警察に相談して事件が発覚。 田辺被告は逮捕後の取り調べに対し、「間違いありません。仕事でストレスが溜まっていました」などと話し、容疑を認めていた。 ■検察側懲役3年6か月を求刑 論告求刑公判で検察側は、田邊被告に懲役3年6か月を求刑した。 この判決は全2回に分けて掲載しています。 (1)【事件の全貌】「見てくれる?」登校中の7歳女児を他人の敷地に誘い込み…62歳警備員の男の犯行動機は「仕事でストレスが溜まっていた」【判決詳報】 (2)なぜ犯行は繰り返されたのか 「前科12犯」62歳警備員の男が7歳女児にわいせつ行為 裁判所「具体的な再犯防止策が見いだせない」【判決詳報】

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