アメリカは1月2日、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を奇襲攻撃で拘束した。トランプ大統領は記者会見で、ベネズエラの埋蔵石油の活用を検討すると述べた。ベネズエラは、世界最大の3000億バレル以上の確認済み原油埋蔵量を誇っている。 ベネズエラには3000億バレル以上の埋蔵原油がある。これは世界中のどの国よりも多い。 しかし、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が1月2日にベネズエラを急襲し、ニコラス・マドゥロ(Nicolás Maduro)大統領とその妻を拘束した理由を、この原油埋蔵量とは関連付けなかった。 トランプ政権は、マドゥロ大統領の逮捕は法執行機関による作戦だったと述べた。マドゥロ大統領は、麻薬と武器の密売容疑で起訴され、現在は悪名高いブルックリンの刑務所で最初の公判を待っている。 ただし、2日の記者会見でトランプ大統領は、マドゥロ大統領が国外に追放されたことで、アメリカは今後、ベネズエラの埋蔵原油を活用することを検討すると述べた。 「我々は、世界最大のアメリカの石油会社数社に、数十億ドルを投じて、壊れた石油インフラを修復し、ベネズエラに利益をもたらすよう働きかけるつもりだ」 トランプ大統領はベネズエラの石油事業を「大失敗」であり、「本来採掘できたはずの量や、実現できたはずの成果に比べれば、まったくの無に等しい」と評した。 ベネズエラは世界の石油埋蔵量の5分の1を保有する一方、世界の原油の日産量に占める割合は1%に満たない。 同国の埋蔵量を他国と比較してみよう。このOPECのデータには、カナダの確認原油埋蔵量の大半を占めるオイルサンド鉱床は含まれていない。