殺人容疑で男再逮捕 歩道で車暴走、「未必の故意」 足立14人死傷・警視庁

東京都足立区梅島で盗難車が暴走し14人が死傷した事故で、歩道に乗り上げ男性をはねて殺害したなどとして、警視庁交通捜査課は5日、殺人と殺人未遂容疑などで、運転していた職業不詳横尾優祐容疑者(37)を再逮捕した。 黙秘しているという。 同課によると、同容疑者はこれまでの調べに「(時速)60キロで歩行者に突っ込んだら亡くなると分かっていた。自分が悪かった」などと供述。同課は歩行者が死んでも構わないという「未必の故意」があったと判断し、殺人容疑を適用した。 再逮捕容疑は昨年11月24日午後0時半ごろ、同区梅島の歩道上を車で走行し、男女6人をはね、うち無職杉本研二さん(81)を殺害したほか、5人に重軽傷を負わせるなどした疑い。 車は約2時間前、現場近くの自動車販売店から盗まれていた。同容疑者は埼玉県草加市などを走行し、同区内に戻ったところでパトカーに見つかると、赤信号を計3回無視して逃走。横断歩道にいたフィリピン人女性(28)=死亡=をはねたとみられる。 同課は、同容疑者がその後、歩道に乗り上げ杉本さんら6人をはねた上、車道に戻ってトラックに衝突して玉突き事故を起こし、車を乗り捨てて逃げたとみている。一連の事故で2人が死亡、12人が重軽傷を負った。 自宅に戻っていた同容疑者は車の窃盗容疑で逮捕され、その後、フィリピン人女性に対する自動車運転処罰法違反(危険運転致死)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで再逮捕された。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする