東京都足立区で昨年11月に起きた盗難車暴走事故で、歩道を走行して6人を死傷させたとして、警視庁交通捜査課は5日、殺人や殺人未遂などの疑いで、職業不詳横尾優祐容疑者(37)を再逮捕した。同課によると、黙秘している。歩道の走行で、人にぶつかって殺害してしまう結果になっても構わないという「未必の故意」があったと判断した。逮捕は3回目。 再逮捕容疑は昨年11月24日午後0時半ごろ、国道4号の歩道で殺意を持って車を運転。6人にぶつかって救護措置などを講じずに逃げ、同区の杉本研二さん(81)を死なせ、50~70代の男女5人に重軽傷を負わせた疑い。 杉本さんは時速64キロではねられたとみられ、約20m飛ばされた。盗難車は事故前にパトカーの追跡を受けており、容疑者は前方の渋滞を避けるため、歩道に進入したとみられる。歩道を約130m走行した。 容疑者は事故当日に車を盗んだとして窃盗容疑で逮捕された。横断歩道でフィリピン国籍の女性(28)をはねて死亡させたとして危険運転致死などの疑いで昨年12月に再逮捕。