イランデモの死者は192人に さらに大幅に増える見通し 治安部隊、至近距離から実弾

イラン各地で昨年末から続く大規模な反政府デモで、ノルウェーに拠点を置く人権団体「イラン・ヒューマンライツ」は10日、デモ参加者の死者が少なくとも192人になったと明らかにした。治安部隊が至近距離からデモ参加者に実弾を発射しているといった証言が相次いでおり、死者はさらに大幅に増えるとみられている。 トランプ米大統領は10日、「イランは、おそらくかつてないほど自由に目を向けている。米国には支援の用意がある」とSNSに投稿し、軍事介入を再び示唆した。 英BBC放送の取材に応じた首都テヘランの医療関係者は「若い人々が頭部や心臓を撃たれている」と述べ、死者が多いために遺体安置所が足りない状況だと訴えた。中部カシャンの医師は、多くのデモ参加者が目を撃たれているとBBCに証言した。 在米のイラン人権団体「HRANA」によると、10日までにイラン各地の185都市でデモの発生が確認され、2600人以上のデモ参加者が逮捕された。当局の弾圧強化を受け、テヘランのデモは小規模で散発的な形で行われているという。(中東支局)

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