アイドルグループ「なにわ男子」の西畑大吾(29)と女優の福本莉子(25)が今秋公開予定の映画「時給三〇〇円の死神」(酒井麻衣監督)でW主演することが18日、分かった。2人は今作が映画初共演となる。 西畑は「『死』が残酷で、はかないだけのものではなく、美しさも兼ね備えていると感じていただける作品。そんな『死』を未来へとつなげるために奮闘する仕事ぶりをぜひ劇場でご覧いただければ」とアピール。福本も「逃れることのできない『死』があるからこそ、いま生きている時間を大切にしようと思える作品。登場人物たちの葛藤しながらも必死に今と向き合う姿がきっと皆さまの背中を押してくれる」と話した。 ”死神のアルバイト”というユニークな設定で話題を呼んだ藤まるさんの感涙小説を実写化。死神のアルバイトを通じ、死と向き合う人々と出会うことで成長していく主人公たちの姿が若者たちの共感を呼んだ。英語版やロシア版も出版されるなど国内外でヒットしたヒューマンストーリー。 西畑は父の逮捕と両親の離婚、さらに多額の借金を抱えて人生に絶望している大学生の佐倉真司を演じる。福本は佐倉を”時給三〇〇円の死神”という謎のアルバイトに勧誘する大学の同級生・花森雪希役。映画の公開決定とともに佐倉と花森のティザースチールも解禁された。 西畑は「お話をいただいた時にタイトルから興味をそそられました。その後、原作を読ませていただき、必ず訪れる『死』を題材にしながら、そのはかなさや美しさが繊細に、ときに大胆に描かれており感銘を受けました。このすてきな原作の情景の一員になりたいと思い、出演させていただきたいと思いました」と出演オファー時の思いを振り返った。 酒井監督は、「なにわ男子」のデビュー前コンサートの幕あい映像も担当。映画では初タッグとなる西畑は「この作品にかける思いがとても強く、やりたいことのビジョンを的確に言語化してくださるのでとても心強かった。酒井監督が撮るきれいな映像が大好き」と語った。 福本は「死神のアルバイト役とうかがい、正直なところ全く想像がつきませんでした」と振り返り、「誰もが避けて通れない『死』というテーマを残酷さの中にも美しさをもって描かれている原作の世界観に強くひき込まれた」と出演を喜んだ。