一般タクシー事業の許可を不正に得たうえ、無免許で客を乗せたとして、長崎県波佐見町の福祉タクシー会社経営の男が逮捕されました。 ■知人の個人情報を無断利用 「二種免許」なしで虚偽申請 逮捕されたのは長崎県波佐見町に住むタクシー会社経営の男(67)です。 警察によりますと、福祉タクシー事業を行っていた男は去年4月から5月にかけて、一般タクシー事業の許可を得るため、知人4人の個人情報を無断で利用して「就任承諾書」を偽造し、長崎運輸支局に提出した疑いが持たれています。 一般タクシー事業の許可には、「第二種免許」を持つ運転手ら5人分以上の記載が必要とされています。 男を含む5人は免許を持っていなかったため申請は一度却下されましたが、男はその後「第二種免許」を持つ別の知人5人の個人情報を勝手に利用して再申請し、許可を得ていたということです。 ■「福祉タクシーが一般客を…」情報提供で発覚 許可を得た後の去年4月から10月にかけて、男は自社の「福祉タクシー」を使って一般客を乗せ、利益を得ていた疑いが持たれています。 その後、警察に第三者から「福祉タクシーが一般人を乗せている」という情報提供があり事案が発覚。警察は男を免状不実記載・同未遂や無免許運転などの疑いで21日逮捕しました。 警察の調べに対し男はおおむね認めているということです。承諾書の偽造は男が一人で行ったとみられており、警察は動機など含め捜査を進めています。