特別国会が18日に召集され、衆院選で当選した議員たちが初登院した。今回の選挙では、高市早苗首相が率いる自民党が戦後最多となる316議席を獲得。政界の風景は一変し、「高市1強」と言える状況が生まれつつある。新議員たちは消費減税などの物価高対策や憲法改正の議論にどう向き合い、個性を発揮していくのか。それぞれの思いを聞いた。 れいわ新選組の唯一の当選者となった元職、山本譲司氏(63)=比例南関東ブロック=は、大勢の支援者の声援を背に受けながら正門をくぐった。選挙では、自民に比例候補者が足りず、譲られる形で議席を得ることに。山本氏は「幸運が重なって何とか1議席を取れた。運命を感じる」と振り返った。 山本氏は、衆院議員だった2000年に秘書給与詐取事件で逮捕されて服役。獄中で高齢者や障害者の処遇を目の当たりにし、福祉の現場に身を投じてきた。今の政治が国家優先で国民の自由や人権が奪われる方向に進んでいるように見えるといい、「国民に『何があっても心配するな』と言える政治を実現したい」と強調。「四半世紀ぶりの議事堂が鬼ケ島のように見える。これから鬼退治だ」と言葉に力を込めた。【大場弘行】