戦闘員募集容疑でケニア人逮捕 アフリカで募兵活動するロシア

ナイロビ、ケニヤ、2月27日 (AP) ー アフリカ東部ケニアの警察は、ロシアでの熟練労働を約束してケニア人を騙し、結局ウクライナでの戦闘の最前線に送り込んだとされる計画に関与した男を逮捕した。 フェスタス・オムワンバ容疑者は、エチオピア国境に近いケニア北部の町モヤレで人身売買の疑いで逮捕された。警察によれば、オムワンバ容疑者はロシアから帰国後逃亡中だったという。 オムワンバ容疑者は26日、首都ナイロビの反テロ法廷で、昨年25人のケニア人をロシアに人身売買した罪で起訴された。 AP通信の取材に応じた3人のケニア人志願兵が特定したオムワンバは、ウクライナ戦争で親族が行方不明になったり、死亡したりした家族が抗議活動を始めた後、姿を消していた。 ケニア政府は先週、1000人以上のケニア人がウクライナでロシア側として戦うために募集され、少なくとも89人が依然として前線にいて、39人が入院中、28人が行方不明、その他が帰国したと発表した。少なくとも1人の死亡が確認されている。 首都ナイロビ郊外の村に住むダンカン・チェゲはは2025年10月、運転手としての職を得たと信じてケニアを離れたが、実際には戦闘訓練を受けさせられ、ウクライナとの戦線に送り込まれて戦わされた。 レッドゾーンで何千もの死体を目にし、容赦ないドローン攻撃により、マレーシア人と中国人の男性1人を除き、部隊全員が死亡したと述べた。 チェゲは弾薬を散乱させ異常な行動を取ることで精神崩壊を装い、部隊から精神的に不適格と見なされるように仕向けた。指揮官の命令に従い、彼は救出され精神病院へ移送されたが、危険地帯へ戻されるのを避けるため、そこでさえ異常な行動を続けた。 結局、チェゲはケニア大使館に引き渡され、一文無しで帰国させられた。 ケニア議会の多数派院内総務が提出した情報報告書によると、ケニアとロシアの政府関係者が不正な人材紹介会社と結託し、ケニア人を前線に誘い込んでいたという。 ナイロビのロシア大使館は26日の声明で、ウクライナでの戦闘を目的にロシアへ渡航しようとする者へのビザ発給は一切行っていないと主張し、この疑惑を否定した。 (日本語翻訳・編集 アフロ)

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