「警察が薬物を使うはずがないと思い⋯」大麻所持・使用で警察官(現広島←元高知)懲戒免職、当時の高知県警の上司2人も懲戒処分⋯薬物使用の“うわさ”知りながら報告せず

大麻を所持・使用したとして逮捕・起訴された広島県警の警察官の男(30)を、広島県警は27日付けで「懲戒免職処分」としました。男は2024年3月まで高知県警に勤務していて、高知県警も27日付けで、当時男の上司だった2人を「男に薬物使用が疑われる“うわさ”があることを知りながら、適切な措置を行わなかった」として懲戒処分としました。 懲戒免職処分となったのは、広島県警・東広島警察署の巡査・宗岡拓己(むねおか・たくみ)被告(30)です。広島県警などによりますと、宗岡被告は2025年12月、自宅の官舎で大麻などを所持したうえ、乾燥大麻を使ったということです。 宗岡被告は、大麻を所持していたとして逮捕・起訴されていて、現在「起訴休職中」で裁判が行われています。これまでの取り調べ・聞き取りに対して宗岡被告は「乾燥大麻を紙に巻いて火をつけて吸引していた」と説明したということです。 宗岡被告は「仕事のストレスでやった。やめられなかった。警察署のトイレや捜査用の車の中で大麻リキッドを使用したことがある」とも話しているということです。 宗岡被告は、2015年4月から2024年3月まで高知県警で勤務していて、「合法大麻は2019年ごろから。違法大麻は2023年末ごろから使っている」と話しているということです。 広島県警での宗岡被告の懲戒処分を受け、高知県警も、当時の宗岡被告の上司だった警部と警視の2人(階級は現在)を、27日付けで懲戒処分としました。 懲戒処分はそれぞれ、警部が「本部長訓戒」で、警視が「本部長注意」です。 高知県警によりますと、警部は2022年夏ごろ、同僚から宗岡被告について「酒を飲んだ時の言動」や「薬物使用が疑われる人物との私的な付き合い」といった、「薬物の使用が疑われるうわさ」を聞いたものの、真偽が不明であることを理由に上司への速やかな報告を行わず、2024年1月になって上司に報告したということです。

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