元朝日新聞取締役の村上吉男さん死去 ロッキード事件で新聞協会賞

国際ジャーナリストで、朝日新聞社の国際本部長や取締役国際担当を務めた村上吉男(むらかみ・よしお)さんが3月14日、肺がんのため死去した。88歳だった。葬儀は近親者で行った。 慶応大学経済学部を卒業し、米フレッチャー・スクール(法律外交大学院)に留学。国際政治学で博士号を取得した。1965年、朝日新聞社に入社。バンコク支局長、アメリカ総局長、外報部(現国際報道部)部長などを歴任した。 アメリカ総局員だった76年、米大手航空機メーカーの旅客機受注をめぐって田中角栄元首相らが逮捕されたロッキード事件で、事件解明のカギを握ったロッキード社のコーチャン元副会長に単独インタビュー。事件の真相究明に重要な役割を果たしたとし、翌年度の日本新聞協会賞を受賞した。 朝日新聞社取締役を退任後、米テンプル大学日本校理事を務めた。著書に『国際ジャーナリストの英語術』『バンコク秘密情報』など。 問い合わせは朝日新聞社広報部(03-5540-7617)。

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