パリ市内の米銀行前で爆破未遂事件、爆発物設置した男を逮捕

【AFP=時事】フランス警察は28日未明、パリ市内にある米バンク・オブ・アメリカ前で自家製爆発物を爆発させようとしていた人物を逮捕し、事件を未然に防いだ。関係当局および事件に近い消息筋がAFPに伝えた。 事件は28日午前3時30分ごろ、シャンゼリゼ通りから数本道を入った、高級住宅街として知られるパリ8区の同銀行前で発生。消息筋によると、容疑者が装置を設置した直後に警察が身柄を確保した。爆発装置は、燃料とみられる5リットルの液体と点火装置で構成されていたという。 初期捜査によれば、点火装置には650グラムの火薬が入っていた。装置全体は、詳細な分析のためパリ警察の科学捜査研究所に運ばれた。 反テロ検察局はAFPに対し、直ちに捜査を引き継いだと述べた。同局によると、開始された捜査は「テロ行為に関連した放火、またはその他の危険な手段による損壊未遂」および「テロ犯罪共謀」に関するものだという。 逮捕された容疑者の男は、未成年でセネガル国籍だと主張しているが、身元の確認が進められている。容疑者と一緒にいたもう一人の人物もいたが、警察が到着した際に逃走している。 警察関係者によると、容疑者はスナップチャットを通じて爆破を依頼され、報酬として600ユーロ(約11万円)を提示されていたと話したという。 別の警察筋はAFPに対し、容疑者が爆発物を設置していた際、共犯者は後方に下がり、犯行の写真か動画を携帯電話で撮影しようとしていたようだと述べた。 ロラン・ヌニェス内相はニュース専門局BFMTVの取材に応じた際、中東での戦争が今回の攻撃の動機になった可能性があるとの見方を示し、「近隣諸国で起きた行為と、紛争に言及する小規模なグループからの主張に関連があると見ている」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする