他殺か、自死か――。2007年4月16日、ワンルームマンションの一室で発見された20代女性の遺体は、一般的には自死と判断されるはずだった。しかし、部屋からなぜか消えていたのは携帯電話と鍵。そこから警察は、女性が怪しいネット掲示板を閲覧していたことを突き止めた。「デスパ」と名乗る男が運営するこの掲示板はいわゆる“自殺サイト”。デスパはそこで、希望者たちに睡眠導入剤を販売していたのだ。「週刊新潮」のバックナンバーで事件を振り返る。 (以下、「週刊新潮」2007年10月25日号「『妻』のクスリを流用していた『自殺サイト』管理人」を再編集しました) ***