“オレンジ色の液体”かけられた事件 事情聴取で被害者の「受け子」容疑が浮上 面識のない女性から1300万円をだまし取ったか その直後に液体をかけられたとみられ 広島

広島市で16日、男性が何者かに液体をかけられてけがをした事件。週末、事態は驚きの展開を迎えました。被害者とされていた男性が直前に面識のない女性から現金をだまし取った疑いで警察に逮捕されました。 藤智美記者(16日) 「現場では救急活動が行われていますが、警察官や消防隊員などほとんどの人がマスクを着けて活動しています」 事件が起きたのは16日。広島市安佐南区大町東で午後5時半ごろ、近くにいた人から119番通報がありました。 「男性が見知らぬ人物からオレンジ色の液体を顔にかけられた」 ■まかれた液体は劇物指定の「トルエン」か 69歳の男性が、何者かにオレンジ色の液体をかけられ、けが。近くにいた親子も気分不良を訴えて病院に搬送されました。液体には劇物に指定されている「トルエン」が含まれていたとみられています。 厚生労働省によりますと、蒸気を吸い込むと中枢神経系に影響を及ぼす恐れがあります。警察は傷害事件として、捜査していましたが18日、事態が急変しました。 ■液体をかけられた被害者男性を詐欺容疑で逮捕 液体をかけられた被害者が特殊詐欺に関与していた疑いが浮上。警察は、大阪市西成区に住む職業不詳の関敦夫容疑者を詐欺の疑いで逮捕しました。 警察によりますと、関容疑者は他の複数人と、女性にSNSで「IPO(新規公開株)にご当選おめでとうございます」「支払いを円滑に完了するためには、現金の入金が必要」などとうそのメッセージを送信。液体をかけられるわずか10分前の午後5時25分ごろ、近くの飲食店で投資会社の担当者になりすまし、女性から現金1300万円をだまし取った疑いが持たれています。 関容疑者はいわゆる「受け子」とみられています。 ■特殊詐欺には“トクリュウ”関与の可能性も 逮捕時の警察の調べに対し関容疑者は「1300万円を受け取ったことに間違いないが、だましたつもりはない」と供述。その後の警察の調べでは、「現金1300万円を回収役に渡した」と供述しているということです。 受け取ったとされる1300万円は見つかっていません。

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